日本では子供に対して牛乳は体にいいとし、学校給食で配給されています。
しかし今やその牛乳神話は崩壊しつつあります。
約9割の日本人は、小腸でラクターゼという乳糖分解酵素を十分に作れないとされており、牛乳や乳製品をうまく消化できないのです。
人によっては腹がゆるくなったり、ゴロゴロとしたりガスが溜まったりするだけでなく、アレルギーの原因ともなっています。
牛乳はカルシウムたっぷりだから、骨粗しょう症にもいいと思われがちですが、牛乳の消費率の高いアメリカやイギリスなどにおいては骨粗しょう症の発症率は高くなっており、牛乳などがカルシウム摂取に適しているとは言えなくなってきています。
カルシウムを摂取するには食品などから摂るように心がけましょう。
魚の骨が柔らかく残っているもの。濃い緑の葉物野菜。豆腐や納豆。ワカメなどの海藻類。胡麻などが効果的とされています。
醗酵されているヨーグルトは積極的に摂るように心がけ、牛乳などはあくまでも嗜好品として考えましょう。