糖質制限は諸刃の刃

先日、急激な体重増加によって、

日常生活に支障をきたす程の膝の痛みを抱える50代の方がいらっしゃいました。

運動経験もありの方だったのですが、

自分の身体の衰えをとても憂いていらっしゃいました。

色々お話を伺っていると最近まで糖質制限ダイエットに取り組まれていたそうです。

運動不足、加齢も考慮しつつも、膝の痛みの一番の原因はここにあると判断できました。

食事コントロールダイエットは僕個人としては精神的にも身体的にも大きなストレスが伴うものだと考えています。

炭水化物、糖質は体を動かしたり脳の働きを促すエネルギー源、これを控え過ぎると身体はタンパク質をつくるアミノ酸から糖を生成します。

よって筋力低下、骨密度の低下を引き起こします。

数字は正直なもので、糖質制限の成果か、内臓脂肪こそそこまで高くないのですが、

膝の弱さを物語るように大腿筋周辺が細く、筋肉量の減少が見られました。

将来の寝たきりの予防の為にも一念発起して当ルームにお越し頂きました。

糖質制限ダイエットが正しいのか正しくないのか、

それは制限の度合いによるという何とも曖昧で難しいところです。

例えばいつもどんぶりご飯を二杯、流し込むように食べている男性が

めいいっぱいに制限する事は正しい。

しかし、そもそもの筋力も無く、

代謝が落ちている女性が三食ともに炭水化物や甘いものを一切抜き、

菜食オンリーにしてしまう過度の食事制限は目先の体重減は狙えますが、

長いスパンで見れば間違いなのです。