夏の身体が硬いのは「ストレッチ不足」?柔軟性を高める正しい考え方

「身体が硬いから、毎日長時間ストレッチしないといけない」と思っていませんか?

結論からいうと、柔軟性を高めるために、毎日何十分もストレッチする必要があるとは限りません。 2024年の189研究・6,654人をまとめたメタ解析では、静的ストレッチは柔軟性を改善し、成人では1回あたり累計約4分、継続的な改善では週あたり約10分を超えても、さらなる上積みは確認されませんでした。

ストレッチで身体は本当に柔らかくなる?

はい。ストレッチを継続すると、関節可動域が改善することは複数の研究で確認されています。77研究をまとめた別のメタ解析でも、継続的なストレッチによる可動域の改善が報告されています。

ただし、ここで重要なのは「柔らかい=身体が正しく使える」ではないことです。

例えば、もも裏が柔らかくなって前屈が深くなっても、股関節をうまくコントロールできるとは限りません。

身体づくりでは、

伸ばす → 動かす → 支える

までをセットで考えることが大切です。

夏こそ「少しずつ動かす」

8月は猛暑によって外出が減り、室内で過ごす時間が増えやすい時期です。長時間座っていると「身体が固まったように感じる」という方もいるでしょう。

そんなときは、いきなり強く伸ばす必要はありません。

肩を回す、背伸びをする、股関節を動かす、軽くスクワットするなど、まず身体を動かしてからストレッチするのも一つの方法です。

厚生労働省も「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」で、個人差を踏まえながら今より少しでも多く身体を動かすことを基本的な考え方としています。

ストレッチだけで終わらせない

ALTERRでは、柔軟性を高めるだけでなく、その可動域を実際の動作で使えることを大切にしています。

ストレッチで動かせる範囲をつくり、ピラティスで身体をコントロールし、トレーニングで支える筋力をつける。

バレエでも、柔軟性だけではなく「その範囲を自分の力で動かす」ことが重要です。

身体を柔らかくすることをゴールにせず、動きやすい身体をつくる。

夏の運動不足を感じている方は、まず短時間のストレッチから身体を動かす習慣を取り戻してみましょう。

ALTERR Body Mainte Roomでは、身体の状態に合わせてストレッチ・ピラティス・トレーニングなどを組み合わせてご提案します。

カウンセリング&体験 60分 3,980円(税込)

FAQ

Q. ストレッチは毎日やったほうがいい?
毎日でなければ効果がないわけではありません。研究では継続的な静的ストレッチによる柔軟性改善が確認されています。

Q. 身体が硬い人ほど改善しやすい?
2024年のメタ解析では、開始時の柔軟性が低い人のほうが改善幅が大きい傾向が報告されています。