夏の終わりこそ水分補給を見直す|運動前から始める「脱水させない」身体づくり

8月末になっても暑い日は続きます。運動中の水分補給はもちろん大切ですが、ポイントは「喉が渇いてから一気に飲む」のではなく、運動を始める前から水分不足を避けることです。

厚生労働省も、室内・屋外を問わず、喉の渇きを感じていなくてもこまめに水分を補給するよう呼びかけています。

なぜ脱水すると運動しにくくなる?

汗をかくと身体から水分が失われます。脱水が大きくなれば、体温調節だけでなく運動パフォーマンスにも影響する可能性があります。

スポーツ医学分野では、体重の2%を超えるような水分損失はパフォーマンス低下につながり得ることが知られており、ACSM(米国スポーツ医学会)でも個人の発汗量などに合わせた水分補給の重要性が取り上げられています。

ただし「全員が同じ量を飲めばいい」という意味ではありません。汗の量は気温、湿度、運動強度、体格などで大きく変わります。

水だけ飲めば大丈夫?

通常の日常生活や短時間の軽い運動では、水やお茶などで水分を補うことが基本になります。

一方、大量に汗をかく環境では水分とともに塩分も失われます。厚生労働省も熱中症対策として、状況に応じた水分・塩分補給を推奨しています。

そして2026年度の熱中症対策では、「水分・塩分だけじゃない 睡眠・食事も忘れずに!!」という啓発も行われています。

つまり夏のコンディショニングは、

水分+食事+睡眠+適切な運動

までセットで考えることが大切です。

8月末でも熱中症対策は終わりではない

2026年の厚生労働省「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」は9月30日まで実施されています。前年2025年には、職場での熱中症による死亡・休業4日以上の死傷者が1,803人と、統計開始以来最多になりました。

秋が近づいても「もう大丈夫」と油断せず、運動前からコンディションを整えましょう。

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FAQ

Q. 喉が渇いてから飲めば十分?
暑い環境では、喉の渇きを感じる前からこまめに補給することが推奨されています。

Q. 夏の運動は水分だけ気をつければいい?
水分だけではなく、暑さを避けることや食事・睡眠なども含めて体調を整えることが重要です。