バレエは脚を180度開く必要がある?大人こそ「無理に開かない」身体づくり

「バレエをするなら、つま先を真横まで開けないといけない?」

結論からいうと、大人の運動としてバレエを楽しむなら、180度のターンアウトを無理につくる必要はありません。

ALTERRが大切にしたいのは、形だけを真似することではなく、自分の身体で安全にコントロールできる範囲を、美しく使うことです。

ターンアウトは「足先だけ開く」動作ではない

バレエの基本となるターンアウトは、脚を外向きに使う動きです。

しかし股関節で十分に外旋できない状態で、完成形だけを求めると、膝や足部など別の場所を使って見た目の角度をつくることがあります。

2026年7月に掲載された系統的レビューでは、この「代償性ターンアウト」と下肢の痛み・障害との関係を調査した4研究・431人を分析。3研究で関連が報告されましたが、研究数や測定方法に限界があり、因果関係を断定できる段階ではありません。

つまり、「もっと開けばもっと良い」とは限らないのです。

大人のバレエで育てたいのは「連動する身体」

ALTERRでは、

ストレッチで動ける範囲をつくる。
トレーニングでその姿勢を支える。
ピラティスで身体をコントロールする。
バレエで全身をしなやかに美しく連動させる。

という考え方を大切にしています。

バレエの魅力は柔軟性だけではありません。

音楽に合わせて重心を移し、片脚で支え、姿勢を保ちながら手脚を動かす。そこにはしなやかさ×強さ×動作能力が必要です。

2026年の高齢者を対象とした423試験・33,901人のネットワークメタ解析でも、ダンスはバランス能力を改善した運動カテゴリーの一つでした。ただし、これはバレエ単独の効果を示すものではありません。

秋から「美しく動く」を始めよう

涼しくなり始める9月は、新しい運動を始めるきっかけにもなる季節。

身体が硬くても、バレエ経験がなくても構いません。

誰かの180度ではなく、自分がコントロールできる90度から。

柔らかさを競うのではなく、今ある身体を丁寧に扱いながら、少しずつ動ける範囲を広げる。

10年後、20年後も、自分の身体で美しく動けるために。

鍛える。整える。しなやかに動ける身体へ。

ALTERR Body Mainte Room
カウンセリング&体験 60分 3,980円(税込)

FAQ

Q. 身体が硬くても大人からバレエを始められますか?

始めるために高い柔軟性が必須というわけではありません。最初から完成形を求めず、現在の可動域・筋力・バランスに合わせて動くことが大切です。古典バレエの研究でも、初心者ではバランス能力に良好な変化を示した研究があります。