マシンピラティス × 呼吸と胸郭の動き

呼吸が変わると身体の動きも変わる?ピラティスで学ぶ「肋骨と背骨」の関係

秋の朝、少しひんやりした空気の中で深呼吸すると、気持ちよく感じることがありますね。

ところで、普段の生活で自分の「呼吸の仕方」を意識したことはありますか?

実は、呼吸には肺だけでなく、肋骨や背骨、横隔膜なども関わっています。

ピラティスでは、呼吸と身体の動きを組み合わせることで、自分の身体をコントロールする能力を育てていきます。

■ 呼吸と胸郭の動きに関する研究

2025年、筑波大学の研究者も参加した研究が学術誌『人体科学』に掲載されました。

成人男性42人を対象に、背骨を支える専用マット上で呼吸トレーニングを5日間実施。

その結果、トレーニングを行ったグループでは、息を吸う筋肉の力と胸郭の広がりに改善がみられました。

ただし、これはピラティスそのものの効果を検証した研究ではなく、長期的な効果については今後の検討が必要です。

■ ピラティスと呼吸を組み合わせると?

2025年8月に発表された別の研究では、姿勢に課題のある女子大学生66人を対象に、ピラティスと呼吸運動を組み合わせた16週間のプログラムを検証しました。

その結果、ピラティスだけを行うグループと比較して、呼吸運動を組み合わせたグループでは肺活量などの一部指標に良好な変化が確認されました。

ただし、対象者が限られた研究であり、誰にでも同じ結果が得られるとは限りません。

■ 肋骨は「動く」ことが大切

肋骨は呼吸に合わせて動いています。

息を吸うと胸郭が広がり、吐くと元の状態へ戻っていきます。

ピラティスでは、この動きを意識しながら、背骨や骨盤をコントロールする練習を行います。

例えば、仰向けで両手を肋骨に添え、鼻から自然に息を吸い、ゆっくり吐く。

肋骨がどのように動くか観察するだけでも、自分の身体への気づきにつながります。

■ ALTERRが大切にする身体づくり

筋肉を鍛えることも、柔軟性を高めることも大切です。

しかし、それだけではなく、呼吸しながら身体を支え、必要な部分を適切に動かせることも重要だと考えています。

トレーニングで支える力を育て、ストレッチで動ける範囲をつくり、ピラティスで動きをコントロールする。

しなやかさ×強さ×動作能力。

ALTERR Body Mainte Roomでは、初心者の方にも取り組みやすいマシンピラティスをご用意しています。

鍛える。整える。動ける身体へ。

10年後、20年後も一生動ける身体を目指して。

カウンセリング&体験 60分 3,980円(税込)

参考研究・資料|2026年10月11日確認

① 筑波大学の研究者が参加した国内研究(2025年9月3日公開)

小山浩司ほか
「スパインマット上での吹き戻しトレーニングが呼吸機能・呼吸筋力に及ぼす影響」

掲載誌:人体科学(2025年)

J-STAGE・研究論文⁠

② ピラティスと呼吸運動に関するランダム化比較試験(2025年8月20日公開)

Zhang J, Zhao Y, Wang Q.

Effects of Pilates combined with breathing exercise on lung function, body posture and postural stability among female college students.

掲載誌:PLOS ONE(2025年)

PubMed・研究論文⁠