ピラティスで「呼吸」を意識する理由|お腹をへこませるだけではない身体のコントロール
ピラティスを経験すると、「呼吸を止めないで」「肋骨にも空気を入れるイメージで」と言われることがあります。
では、なぜピラティスでは呼吸を大切にするのでしょうか?
結論からいうと、呼吸は単に酸素を取り込むだけではなく、動作中に身体をコントロールするための重要な要素のひとつだからです。
呼吸と運動は別々ではない
呼吸では横隔膜などの呼吸筋が働き、胸郭が動きます。
ピラティスでは、この呼吸を続けながら手足を動かし、骨盤や体幹をコントロールしていきます。
つまり、「お腹を固めて息を止める」のではなく、
呼吸する
→身体を支える
→手足を動かす
という複数の動作を同時に行うことになります。
これはALTERRが考える、
ピラティス=身体をコントロールする
という役割にもつながっています。
最新研究ではどう評価されている?
2026年9月に公表された成人女性を対象とする最新の系統的レビュー・メタ解析では、12研究・約540人を分析し、ピラティスによって柔軟性など一部の身体機能指標に改善が確認されました。呼吸機能についても個別研究では良好な変化が報告されていますが、研究方法の違いがあるため慎重な解釈が必要とされています。(PubMed)
また、健康な成人569人を対象とした12件のRCTをまとめた研究では、ピラティスによる心肺体力へのプラスの結果が報告されています。ただしエビデンスの質は「非常に低い〜低い」と評価されており、「ピラティスをすれば呼吸機能が必ず高まる」と断定できる段階ではありません。(PubMed)
厚生労働省の「身体活動・運動ガイド2023」でも、ピラティスは3.0METsの運動例として掲載されています。(厚生労働省)
大切なのは「呼吸しながら動ける」こと
重いウエイトを扱うトレーニングにも、筋力や筋肥大を目的とする大切な役割があります。
一方、ALTERRがピラティスで大切にしているのは、呼吸・体幹・骨盤・手足をバラバラにせず、自分でコントロールしながら動くこと。
10月は運動を始めたり、身体の使い方を見直したりするのにも良い時期です。
ただ筋肉をつけるだけでも、ただ柔らかくするだけでもない。
呼吸し、支え、動かす。
そんな身体の基本から見直してみませんか?
しなやかさ × 強さ × 動作能力。
10年後、20年後も一生動ける身体へ。
鍛える。整える。動ける身体へ。
ALTERR Body Mainte Room
カウンセリング&体験 60分 3,980円(税込)
