肩甲下筋は肩の安定を守る筋肉|ローテーターカフと腕の動きを支える
結論からいうと、肩甲下筋は肩甲骨の前面にあり、腕を内側へ回す動きと肩関節の安定を担うローテーターカフの一つです。ただし、肩の動かしにくさや違和感が肩甲下筋だけで決まるわけではなく、他のローテーターカフ、肩甲骨の動き、胸椎や姿勢、日常の腕の使い方も関係します。
肩甲下筋はどこにある?
肩甲下筋は肩甲骨の前面、肋骨側に広がる筋肉で、肩の前を通って上腕骨へつながります。ローテーターカフと呼ばれる4つの筋肉の一つで、腕の骨を肩関節の受け皿に引き寄せ、関節を安定させる役割があります。前面にあるため外からは触れにくく、意識しにくい筋肉でもあります。
肩甲下筋の働き
- 腕を内側へ回す(内旋)
- 腕の骨を関節に引き寄せ、肩を安定させる
- 腕を上げる・投げる動作で肩関節の位置を保つ
- 他のローテーターカフと協力して肩の動きを調整する
日常動作の例
- 背中のファスナーを閉める、エプロンの紐を結ぶ
- ボールを投げる、ラケットを振る
- 高い棚の物を取るために腕を上げる
- バレエで腕を内側へ回しながら使う動き
肩甲下筋と肩の不調
肩甲下筋がうまく働かないと、腕を上げる・回すときに肩関節が不安定になり、他の筋肉が代わりに頑張ってしまうことがあります。肩の違和感があるときは、肩甲下筋だけを鍛えるのではなく、肩甲骨の動きや胸椎の可動性、腕の使い方全体を見直すことが大切です。痛みが強い場合や腕が上がらない場合は、無理な運動を避けましょう。
ケアとトレーニングの注意点
肩の内旋ばかりを強く鍛えると、肩が前へ巻きやすくなることもあります。外旋の筋肉とのバランスを取り、肩甲骨を安定させた状態で動かすことが大切です。チューブや軽い負荷で、痛みのない範囲からゆっくり始めるのがよいでしょう。
ALTERR Body Mainte Roomでは、肩甲下筋だけでなく、肩甲骨の動きや胸椎の可動性、腕の使い方まで確認します。肩を鍛えるだけでなく、関節の安定と動きのバランスを整えることで、10年後、20年後も腕を自由に動かせる身体へ。
鍛える。整える。動ける身体へ。
カウンセリング&体験 60分 3,980円(税込)
