前脛骨筋は「すね」の筋肉|つま先を上げて歩行を支える役割

結論からいうと、前脛骨筋はつま先を持ち上げ、歩行中に足が地面へ引っかからないよう支える筋肉です。ただし、つまずきは前脛骨筋の弱さだけで決まらず、足首の可動域、股関節の動き、視覚やバランスなども関係します。

前脛骨筋はどこにある?

前脛骨筋は、すねの骨である脛骨の外側から始まり、足首の前を通って足の内側へつながります。

主な働きは次のとおりです。

  • つま先をすね側へ上げる足関節背屈
  • 足裏を内側へ向ける動きを補助する
  • 歩行の振り出し時に足先を持ち上げる
  • 踵が接地した後、足裏が急に落ちないよう調整する
  • 足の内側のアーチを支える

前脛骨筋は足首を反らす筋肉の中で最も大きく、歩行時の足先の通過と着地に重要です。ただし、長趾伸筋や長母趾伸筋なども協力して働きます。

つま先上げから歩行動作へ

椅子に座って踵を床につけたままつま先を上げる運動や、壁にもたれて行うトゥレイズ、ゴムバンドを使った足首の背屈運動が基本です。その後は踵歩き、段差、片脚立ちなどを組み合わせ、実際の動作へつなげます。

2025年掲載の無作為化比較試験では、慢性的な足首の不安定感がある34人を対象に、通常の筋力・可動域・バランス運動へ神経筋トレーニングを追加しました。追加群では前脛骨筋の断面積や一部の動的バランス指標に、より大きな変化が確認されています。

ただし、対象は足首に問題を抱える人で、複数の運動を組み合わせた研究です。前脛骨筋だけを鍛えれば、すべての人の歩行やバランスが改善するとは断定できません。

ALTERR Body Mainte Roomでは、前脛骨筋の筋力だけでなく、ふくらはぎの柔軟性、足裏の感覚、片脚支持、股関節との連動まで確認します。マシンピラティスや筋力トレーニングを組み合わせ、10年後、20年後も足先を滑らかに運べる身体へ。

鍛える。整える。動ける身体へ。

カウンセリング&体験 60分 3,980円(税込)