「寝だめ」で取り戻せる?秋の夜長こそ見直したい“睡眠リズム”

暑さが和らぎ、夜が長くなってくる9月下旬。運動を始めやすい季節ですが、身体づくりではトレーニングと同じくらい「どう休むか」も大切です。

結論からいうと、休日に長く眠ることだけではなく、普段から必要な睡眠時間を確保し、生活リズムを大きく崩さないことを意識したいところです。

「6時間寝れば全員OK」ではない

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、成人は6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保することが勧められています。

ただし必要な睡眠時間には個人差があります。重要なのは時間だけでなく、朝起きたときに「休めた」と感じられるかという睡眠休養感も含めて考えることです。

実際、2023年の国民健康・栄養調査では、平均睡眠時間が6時間未満だった人は男性38.5%、女性43.6%でした。

注目されている「睡眠・活動リズム」

睡眠は長さだけでなく、日々のリズムも研究されています。

2025年に筑波大学などが発表した研究では、地域在住の高齢者を対象に睡眠・活動リズムと認知機能などを調査し、日々のリズムが規則正しい人ほど認知機能が良好である関連が確認されました。

ただし、これは観察研究です。

「毎日同じ時間に寝れば認知機能が上がる」と因果関係を証明したものではありません。

それでも、睡眠を“何時間寝たか”だけで考えないという視点は、身体づくりにも役立ちます。

運動と睡眠は別々ではない

2026年には200件のランダム化比較試験、計23,523人をまとめた大規模メタ解析も発表されました。

運動は主観的な睡眠の質に良好な変化を示し、客観的な睡眠効率にも小さな改善が確認されています。一方で、エビデンスの確実性は非常に低いと評価されており、「運動すれば必ずよく眠れる」という意味ではありません。

ALTERRが考える身体づくりは、

トレーニングで力を発揮する。
ピラティスでコントロールする。
ストレッチで動ける範囲をつくる。
そして睡眠・休養で次に動ける状態をつくる。

という循環です。

毎日限界まで追い込むことだけがトレーニングではありません。

10年後、20年後も一生動ける身体を目指すなら、「今日は何を鍛えるか」と同じように「今夜どう休むか」も考えてみる。

秋の身体づくりは、そんなところから始めてみませんか?

鍛える。整える。休む。そして、また動ける身体へ。

ALTERR Body Mainte Room
カウンセリング&体験 60分 3,980円(税込)