インフルエンザ、また少し増えています|10月30日の発表を見て思ったこと
先日、厚生労働省が10月30日に発表したインフルエンザの発生状況の数字を見ていて、ふと、今年は本当に早い段階から動きがあるのだなと感じました。対象は10月19日から25日までの第43週で、全国の定点医療機関から報告された患者数は3万5,440人、1定点当たりでは9.49人でした。前の週の9.08人から0.41人増えて、わずかながら増加に転じています。都道府県別では愛媛県が22.82人で全国最多となり、27の自治体で前週より増加しました。定点当たり10人以上の注意報レベルに達したのは16道県で、前週の12道県から4県増えています。正直、数字だけ見ると「微増」に見えるのですが、全国のあちこちで同時に増えている感じがして、油断はできないなと思うんですよね。
この定点当たりの数字は、報告を担う医療機関1か所当たりの患者報告数であって、全国の感染者全員を数えたものではありません。ですから、9.49人という数字をそのまま「全国でこれだけ」と受け取るのは正確ではありません。それでも、前の週と比べる目安としては十分に意味がありますし、16道県が注意報レベルに入っているという事実は、これからの季節に向けての注意信号として受け止めておきたいところです。厚生労働省は予防策として、外出後の手洗いや室内の換気、適切な湿度を50から60パーセント程度に保つこと、そして十分な休養とバランスの取れた食事を心がけるよう呼びかけています。どれも特別なことではなく、当たり前の積み重ねなのですが、だからこそ忙しくなると真っ先に崩れてしまうものでもあります。
スタジオの現場でも、季節の変わり目になると「なんとなくだるい」「疲れが抜けない」と話される方が増えます。そういうとき、つい「運動で発散しなきゃ」と頑張りすぎてしまう方もいらっしゃるのですが、体調がすぐれないときの無理は、かえって回復を遅らせることもあります。ふと、現場でも同じことを感じるんですよね。体を動かすことは大切ですが、休むことも身体づくりの一部だということです。発熱や強いだるさがあるときは、まず無理をせず、早めに医療機関へ相談していただきたいと思います。元気なときの運動と、体調を崩しているときの過ごし方は、きちんと分けて考えたほうがいいのです。
今日から意識できることは、まず手洗いと換気、部屋の湿度の確認といった小さな習慣を一つずつ整えることです。帰宅したら手を洗う、寝る前に部屋を換気する、加湿器の湿度表示をちらっと見る。そんな小さなことの積み重ねが、冬に向けての土台になります。睡眠時間を削ってまで予定を詰め込まないことも、立派な予防の一つです。体調がすぐれない日は、レッスンや運動を休む判断も大切にしてください。無理をして来ていただくより、回復してからまた動いたほうが、結果として身体のためになります。
ALTERR Body Mainte Roomでは、運動の指導だけでなく、実際の姿勢や動き、生活習慣まで確認します。体調の波がある時期こそ、無理のないペースで身体を整え、10年後、20年後も自分の足で動ける身体へとつなげていきたいと考えています。鍛える。整える。動ける身体へ。カウンセリング&体験 60分 3,980円(税込)
